中井友恒(2代)(読み)なかい ともつね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中井友恒(2代)」の解説

中井友恒(2代) なかい-ともつね

1705-1779 江戸時代中期の装剣金工。
宝永2年生まれ。初代中井友恒の孫。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩主毛利家の抱え工で,宝暦13年3人扶持(ぶち)となる。鉄地に高彫り,透かし彫りの鐔(つば)をおおくつくった。安永8年死去。75歳(一説に85歳とも)。通称善助

中井友恒(初代) なかい-ともつね

?-? 江戸時代前期の装剣金工。
貞享(じょうきょう)-元禄(げんろく)(1684-1704)ごろの長門(ながと)(山口県)の人。長州鐔(つば)の名匠として知られる。姓は河治とも。通称は佐兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android