仲浜町(読み)なかはまちよう

日本歴史地名大系 「仲浜町」の解説

仲浜町
なかはまちよう

[現在地名]函館市大町おおまち

近世末から明治初年にかけて、弁天岬べんてんさき台場から地蔵じぞう町までの海浜部を埋立てた地に成立した町の一つで、明治五年(一八七二)二月に一町として公認された(同年「御達留」市立函館図書館蔵、「事業報告」第一編)。この埋立地は西側(台場側)から西浜にしはま町・当町・東浜町の三町に割られ、当地大町一―四丁目の地先にあたった。明治九年の現住戸口は一八戸・八六人(函館支庁管内村町別戸口表)。同一四年七月に一部(四丁目)西浜町編入(「事業報告」第一編)


仲浜町
なかはまちよう

[現在地名]釧路市仲浜町・寿ことぶき二―三丁目など

昭和七年(一九三二)に設置された町名。もと釧路村の一部(トンケシ)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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