危険運転(読み)キケンウンテン

デジタル大辞泉 「危険運転」の意味・読み・例文・類語

きけん‐うんてん【危険運転】

酒や薬物影響で正常な運転のできない状態制御できない高速度での運転、高速で故意に割り込みまたは接近する運転、高速でことさらに赤信号無視する運転などをいう。→危険運転致死傷罪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「危険運転」の解説

危険運転

自動車運転処罰法2条は、/(1)/酒や薬物の影響で正常な運転が困難な状態/(2)/制御が難しい高速の運転/(3)/通行妨害目的での前方への進入や接近/(4)/殊更に赤信号を無視―など6類型を規定する。最高刑は死亡事故で懲役20年、負傷で懲役15年。東名高速道路で1999年、飲酒運転のトラックに追突され、女児2人が死亡した事故などを契機として2001年、刑法に新設された。14年5月には刑法から交通事故関連規定を分離し、自動車運転処罰法が施行され適用範囲を広げた。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android