大谷 敬二郎(読み)オオタニ ケイジロウ

20世紀日本人名事典 「大谷 敬二郎」の解説

大谷 敬二郎
オオタニ ケイジロウ

大正・昭和期の憲兵大佐



生年
明治30(1897)年9月7日

没年
昭和51(1976)年12月9日

出生地
滋賀県

学歴〔年〕
陸士〔大正8年〕卒

経歴
昭和5年憲兵大尉。2.26事件では久原房之助らの民間人の取り調べに従事。18年憲兵大佐、19年11月東京憲兵隊長、20年4月東部憲兵隊司令官となり敗戦を迎える。21年戦犯容疑で逮捕されるが逃走。24年再びGHQにより逮捕され、巣鴨戦犯拘置所に収監される。同年9月重労働10年の判決を受け服役。出所後は著述に専念し、「昭和憲兵史」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大谷 敬二郎」の解説

大谷敬二郎 おおたに-けいじろう

1897-1976 大正-昭和時代前期の軍人
明治30年9月7日生まれ。昭和5年憲兵大尉となり,派遣先の東京帝大でまなぶ。10年東京憲兵隊付となり,二・二六事件の被告の青年将校をとりしらべる。東京憲兵隊長をへて20年東部憲兵隊司令官。大佐。21年捕虜虐待の容疑で逮捕されるが逃亡,再逮捕されて有罪となる。昭和51年12月9日死去。79歳。滋賀県出身。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「大谷 敬二郎」の解説

大谷 敬二郎 (おおたに けいじろう)

生年月日:1897年9月7日
大正時代;昭和時代の軍人。憲兵大佐
1976年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報