大隈 信常(読み)オオクマ ノブツネ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「大隈 信常」の解説

大隈 信常
オオクマ ノブツネ


肩書
衆院議員,早稲田大学名誉総長

生年月日
明治4年8月16日

出生地
長崎県平戸

学歴
東京帝大法科大学〔明治32年〕卒

経歴
三井物産に入社。明治35年大隈重信養子となり、欧米留学後早稲田大学教授、早稲田中学校長の後、大正12年早稲田大学名誉総長となった。この間4年には前橋市から衆院議員に当選、11年候爵を襲爵、貴院議員となった。また大隈首相秘書官も務めた。

没年月日
昭和22年1月11日

家族
養父=大隈 重信(首相) 兄=松浦 厚(伯爵)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大隈 信常」の解説

大隈信常 おおくま-のぶつね

1871-1947 明治-昭和時代の教育者,政治家
明治4年8月16日生まれ。35年大隈重信(しげのぶ)の養子となる。欧米留学後,早大教授,早稲田中学校長を歴任。のち早大名誉総長。大正3年から大隈首相の秘書官をつとめ,4年衆議院議員,11年貴族院議員。昭和22年1月11日死去。77歳。東京帝大卒。旧姓は松浦。

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