弘勝之助(読み)ひろ かつのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弘勝之助」の解説

弘勝之助 ひろ-かつのすけ

1837-1864 幕末武士
天保(てんぽう)8年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士吉田松陰にまなぶ。文久3年(1863)の下関での外国船砲撃にくわわる。元治(げんじ)元年藩命をうけ,京都で尊攘(そんじょう)派の勢力挽回をはかる藩兵の鎮静につとめるが,おさえきれずに禁門の変が勃発したため,7月19日自害した。28歳。名は忠貞。号は東明。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android