承真法親王(読み)しょうしんほうしんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「承真法親王」の解説

承真法親王 しょうしんほうしんのう

1787*-1841 江戸時代後期,織仁(おりひと)親王の第3王子。
天明6年12月29日生まれ。享和3年天台宗青蓮院(しょうれんいん)で尊真入道親王について出家法印にのぼり,僧正に任じられる。文化5年光格天皇の養子にはいり,親王となる。7年以後,4度天台座主(ざす)をつとめ宮僧正とよばれた。天保(てんぽう)12年1月12日死去。56歳。俗名淳徳

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android