(読み)つみ

精選版 日本国語大辞典 「柘」の意味・読み・例文・類語

つみ【柘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世は「づみ」 ) 植物やまぐわ(山桑)」の古名
    1. [初出の実例]「この夕柘(つみ)のさ枝の流れ来ば梁は打たずて取らずかもあらむ」(出典万葉集(8C後)三・三八六)
    2. [その他の文献]〔十巻本和名抄(934頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「柘」の解説

柘 (ツゲ)

学名Buxus microphylla var.japonica
植物。ツゲ科の常緑低木・小高木,園芸植物,薬用植物

柘 (ノグワ)

植物。ミズキ科の落葉高木,園芸植物。ヤマボウシ別称

柘 (ツミ)

植物。桑の古名

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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