浜野箕山(読み)はまの きざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浜野箕山」の解説

浜野箕山 はまの-きざん

1825-1916 幕末-明治時代の儒者
文政8年生まれ。備後(びんご)(広島県)福山藩士。坂井虎山,斎藤拙堂,土井聱牙(ごうが)にまなぶ。嘉永(かえい)のはじめ藩校改革,人材登用の方策建議。明治元年藩校誠之館の総裁兼漢学教授となる。大正5年4月死去。92歳。字(あざな)は以寧。通称は章吉。別号に猶賢。著作に「箕山文稿」「懐旧記事」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android