海恵(読み)かいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「海恵」の解説

海恵 かいえ

1172-1207 鎌倉時代の僧。
承安(じょうあん)2年生まれ。澄憲(ちようけん)の子。守覚法親王に法をうけ,仁和(にんな)寺の理智院をつぐ。元久2年藤原定家の母の供養導師をつとめた。のち権僧都(ごんそうず)。祖父藤原通憲(みちのり)の秀句名文集「筆海要津(ひつかいようしん)」や「海草集」などの編著がある。建永2年9月16日死去。36歳。号は功徳院。通称は大円房僧都。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android