竹原 園子(読み)タケハラ ソノコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「竹原 園子」の解説

竹原 園子
タケハラ ソノコ


職業
ピアニスト

生年月日
大正5年

出生地
東京

学歴
ウィーン国立音楽学校卒

経歴
東洋英和小学部に在学中の大正15年5月、11歳で近衛秀麿指揮の日本交響楽団(NHK交響楽団前身)と共演、“天才少女ピアニスト”として華々しくデビュー。昭和4年にウィーンに渡り、ウィーン国立音楽学校に入学、当時の世界的ピアニスト、エミール・ザウアーに師事した。8年ウィーンの国際コンクールに日本人として初めて参加するなど、戦前の代表的な女性ピアニストとして活躍。戦後病気のためほとんど演奏活動はせず、25年に引退した。

受賞
ウィーン国際音楽コンクール第1位〔昭和8年〕

没年月日
昭和61年 1月19日 (1986年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「竹原 園子」の解説

竹原 園子
タケハラ ソノコ

昭和期のピアニスト



生年
大正5(1916)年

没年
昭和61(1986)年1月19日

出生地
東京

学歴〔年〕
ウィーン国立音楽学校卒

主な受賞名〔年〕
ウィーン国際音楽コンクール第1位〔昭和8年〕

経歴
東洋英和小学部に在学中の大正15年5月、11歳で近衛秀麿指揮の日本交響楽団(NHK交響楽団の前身)と共演、“天才少女ピアニスト”として華々しくデビュー。昭和4年にウィーンに渡り、ウィーン国立音楽学校に入学、当時の世界的ピアニスト、エミール・ザウアーに師事した。8年ウィーンの国際コンクールに日本人として初めて参加するなど、戦前の代表的な女性ピアニストとして活躍。戦後は病気のためほとんど演奏活動はせず、25年に引退した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹原 園子」の解説

竹原園子 たけはら-そのこ

1916-1986 昭和時代のピアニスト。
大正5年生まれ。15年東洋英和女学校小学部に在学中,11歳でデビュー。昭和4年ウィーン国立音楽学校に留学,エミール=ザウアーに師事する。8年ウィーン国際コンクールに日本人として初出場し1位。25年病気のため引退。昭和61年1月19日死去。70歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例