絹双子(読み)キヌフタコ

デジタル大辞泉 「絹双子」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐ふたこ【絹双子】

織り糸に絹糸をまぜて双子織りにしたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「絹双子」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐ふたこ【絹双子】

  1. 〘 名詞 〙 ( 双子二本の糸を縒(よ)り合わせた綿織物のこと ) 双子糸に絹糸を少しまぜて織った二子織りの縞(しま)物。
    1. [初出の実例]「古着屋から損料で絹双子(キヌフタコ)単衣を借りまして」(出典江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲一一)

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