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古着屋

世界大百科事典 第2版の解説

ふるぎや【古着屋】

中古品や質流れ品の衣類を売買する商人。上方では古道具屋とともに古手(ふるて)屋と呼んだ。江戸では慶安年間(1648‐52)に13人が古着問屋を開業して組合をつくっている。古着を買い集める専業者は古着買いといい,くず屋もその一翼をになっていた。繊維製品がきわめて貴重な時代であったため古着は重要な商品であり,三都それぞれに古着屋が軒を並べる地域が成立した。京都では二条烏丸,五条室町,大坂では本町,あるいは佐野屋橋筋の博労町から道頓堀までの間に多くの店があった。

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大辞林 第三版の解説

ふるぎや【古着屋】

古着の売買をする人。また、その店。

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世界大百科事典内の古着屋の言及

【貸衣装】より

…衣服だけでなく調度,布団,装身具なども貸し出した。後には古着屋の副業ともなった。貧しい下層町人は古着に依存し,祭りには貸浴衣を利用した。…

【質屋】より

…盗品触書への対応策や人品に不相応の貴重品持参への心得から,置主・請人名前,住所寄留先・判形の確認,そして質営業の名前貸しや出店進出,取次人の強引な質物勧誘,現実の入質をしない置質,無断営業などの禁止に至るまで,細かな規定が示された。城下町では町奉行支配下で古着屋・古鉄屋・古道具屋などとともに〈八品商〉としてまとめられ,組合惣代と町名主の規制を受けた。近世後期から明治期には中古衣類の需要は非常に大きく,質屋と古着屋・呉服屋は三都を頂点に全国の消費を連結して網羅した。…

※「古着屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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