損料(読み)ソンリョウ

精選版 日本国語大辞典 「損料」の意味・読み・例文・類語

そん‐りょう‥レウ【損料】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 衣類器物などを借りた時、それがいたむ代償として支払う金銭。かりちん。借用料。
    1. [初出の実例]「五十文 輿損料故日向」(出典:東寺百合文書‐へ・寛正四年(1463)一二月・光明講方用脚算用状)
    2. 「泪は雨のふる夜は下駄からかさまても損料(ソンリャウ)出して、思へはかりのうら店」(出典浮世草子・好色一代男(1682)三)
  3. そんりょうもの(損料物)」の略。
    1. [初出の実例]「そんりゃうのかり小袖にて、金仏のごとく荘厳して」(出典:仮名草子・都風俗鑑(1681)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む