酒池(読み)しゅち

精選版 日本国語大辞典 「酒池」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ち【酒池】

  1. 〘 名詞 〙 さけをたたえた池。宴席などでの多量の酒のたとえ。→酒池肉林
    1. [初出の実例]「花にくらし月に明かし、酒池(しゅチ)の遊びに酔ひつかれ」(出典浄瑠璃妹背山婦女庭訓(1771)四)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐喩老〕

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普及版 字通 「酒池」の読み・字形・画数・意味

【酒池】しゆち

池水ほどの酒。〔韓非子、喩老〕紂(ちう)圃を爲(つく)り、炮烙(はうらく)を設け、糟丘(さうきう)に登り、酒池に臨む。紂、に以てびたり。

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