金児伯温(読み)かねこ はくおん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金児伯温」の解説

金児伯温 かねこ-はくおん

1818-1888 江戸後期-明治時代の砲術家
文政元年生まれ。信濃(しなの)(長野県)松代(まつしろ)藩士藩命江川太郎左衛門師事,帰藩して砲術師範役をつとめる。のち再入門して大砲鋳造をまなび,諸藩から鋳造の依頼をうける。戊辰(ぼしん)戦争では新政府軍にしたがい,会津若松城を砲撃して功をたてた。明治21年5月8日死去。71歳。通称は忠兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android