金森 馨(読み)カナモリ カオル

20世紀日本人名事典 「金森 馨」の解説

金森 馨
カナモリ カオル

昭和期の舞台美術家 劇団四季団員。



生年
昭和8(1933)年9月3日

没年
昭和55(1980)年11月1日

出身地
東京都

学歴〔年〕
文化学院中退

主な受賞名〔年〕
舞踊ペンクラブ賞,芸術祭優秀賞〔昭和45年〕,伊藤熹作賞(新人賞)〔昭和51年〕,プラハ・カドリエンナーレ団体銀賞

経歴
昭和28年劇団四季に入団。同劇団のほとんどの舞台美術を担当。43年四季海外留学生として欧米に派遣される。51年朝倉摂らと舞台美術研究実践グループ・AKT結成。舞踊ペンクラブ賞、芸術祭優秀賞、伊藤熹作賞などを受賞し、戦後の舞台美術界の中心的な存在だった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金森 馨」の解説

金森馨 かなもり-かおる

1933-1980 昭和時代後期の舞台美術家。
昭和8年9月3日生まれ。昭和27年文学座公演「恭しき娼婦」でデビュー。29年劇団四季に入団。51年「薔薇海賊」で芸術祭優秀賞を受賞。翌年朝倉摂,高田一郎と舞台美術の実践研究グループ「AKT」を結成。昭和55年11月1日死去。47歳。東京出身。文化学院中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「金森 馨」の解説

金森 馨 (かなもり かおる)

生年月日:1933年9月3日
昭和時代の舞台美術家
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android