長松幹(読み)ながまつ みき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長松幹」の解説

長松幹 ながまつ-みき

1834-1903 幕末-明治時代の武士,官僚
天保(てんぽう)5年1月1日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。京都で久坂玄瑞(くさか-げんずい)らとともに公家とまじわる。元治(げんじ)元年藩にかえり右筆(ゆうひつ)となった。維新後,新政府の史官となり,修史館監事のとき「復古記」を編修。元老院議官,貴族院議員。明治36年6月14日死去。70歳。名は文仲。字(あざな)は子固。通称は別に大蔵,文助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android