知恵蔵mini 「2045年問題」の解説 2045年問題 2045年頃に人工知能(コンピューター)が人間の脳を超えるとする予想が現実化した場合に生じうる問題・社会変革のこと。コンピューター・テクノロジーが進化し続けた結果、2045年頃に人間はコンピューターの未来を予想できなくなるという仮説に基づくもので、米国のコンピューター研究者レイ・カーツワイルらが指摘している。この予想が現実化した場合、人工知能は人間の脳と同等以上の機能を有し、個人の脳が持つ神経細胞のネットワーク全て、すなわち脳の内容全てを人工知能に移すことが可能となり、また人工知能が意志・精神を持つようになることも考えられるという。 (2015-4-14) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報