三泣車(読み)さんなきぐるま

精選版 日本国語大辞典 「三泣車」の意味・読み・例文・類語

さんなき‐ぐるま【三泣車】

  1. 〘 名詞 〙 ( 丁稚(でっち)は車をひかされて泣き、仲仕(なかし)は職を奪われて泣き、車は回転するときにきしって泣くというところからいう ) 荷車の一種で、車輪が小さく、梶(かじ)棒が長く、車台の後方に鉄のわくをつけたもの。商家の丁稚などが荷物を運ぶのに用いる。
    1. 三泣車〈東京風俗志〉
      三泣車〈東京風俗志〉
    2. [初出の実例]「我れも泣き妻も泣き草葉の蔭に親々も泣く三泣車(サンナキグルマ)の栓がぬけては何う進退のなるものでなく」(出典:売花翁(1893)〈斎藤緑雨〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む