A.シャルル ドルフス(英語表記)Audouin Charles Dollfus

20世紀西洋人名事典 「A.シャルル ドルフス」の解説

A.シャルル ドルフス
Audouin Charles Dollfus


1924.11.12 -
フランスの物理学者,天文学者
ジャンソン・ド・セリリセパリで物理学を学び、数学科学の博士号取得、1946年からムードン天文台の天体物理部門に勤務し偏光を使った研究で知られる。フランス初の成層圏に上がる気球をつくり、’50年ピック・ド・ミディ天文台で偏光測定により水星にかすかな大気検出、さらに月のまわりの大気の可能性について調べ検出できる偏光がないことを証明、また’66年土星の最も内側の月、ヤヌスを発見、惑星衛生のまわりの大気を検出した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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