百科事典マイペディア 「AWACS」の意味・わかりやすい解説
AWACS【エーワックス】
→関連項目AEW
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…一方,レーダーの位置を高くすればするほど,遠方の低空目標が見える特性を利用して,飛行機にレーダーを搭載した早期警戒機があり,これは主としてレーダー情報を地上の指揮所に送ることを目的としたものである。空中指令機にレーダーを搭載すれば,早期警戒機と指令機の機能を兼ね備えることとなり,そこで生まれたのが空中警戒管制システムAWACS(エーワツクス)(airborne warning and control systemの略)である。1982年現在,空中指令機としては,ボーイングEC135(アメリカ),ボーイングE4(アメリカ)があり,戦略軍の指揮に用いられ,後者は国家有事指令機NEACP(ニーシプ)(national emergency ACPの略)として用いられる。…
…戦闘機は指令所の指示で発進し,誘導され,敵機の近くに達した後は自己のレーダーまたは目視により敵機を捕捉し,武器を発射し要撃を達成する。この戦闘は地上レーダー網等が整備されていない戦域で行われる場合は,レーダーを搭載し管制能力を持つ軍用機AWACS(エーワツクス)や移動用レーダー等がこれにかわって用いられる(防空)。対地・対艦攻撃の場合,通常,戦闘爆撃機は自機のレーダーで障害物を避け,慣性航法装置などで位置を確認しつつ低空を高速で目標に接近し,敵の対空ミサイル等に電子的妨害を加えてこれを回避しながら武器を発射する(電子戦)。…
…一方,レーダーの位置を高くすればするほど,遠方の低空目標が見える特性を利用して,飛行機にレーダーを搭載した早期警戒機があり,これは主としてレーダー情報を地上の指揮所に送ることを目的としたものである。空中指令機にレーダーを搭載すれば,早期警戒機と指令機の機能を兼ね備えることとなり,そこで生まれたのが空中警戒管制システムAWACS(エーワツクス)(airborne warning and control systemの略)である。1982年現在,空中指令機としては,ボーイングEC135(アメリカ),ボーイングE4(アメリカ)があり,戦略軍の指揮に用いられ,後者は国家有事指令機NEACP(ニーシプ)(national emergency ACPの略)として用いられる。…
…戦闘機は指令所の指示で発進し,誘導され,敵機の近くに達した後は自己のレーダーまたは目視により敵機を捕捉し,武器を発射し要撃を達成する。この戦闘は地上レーダー網等が整備されていない戦域で行われる場合は,レーダーを搭載し管制能力を持つ軍用機AWACS(エーワツクス)や移動用レーダー等がこれにかわって用いられる(防空)。対地・対艦攻撃の場合,通常,戦闘爆撃機は自機のレーダーで障害物を避け,慣性航法装置などで位置を確認しつつ低空を高速で目標に接近し,敵の対空ミサイル等に電子的妨害を加えてこれを回避しながら武器を発射する(電子戦)。…
…1976年9月6日に発生したMiG25事件では,ソ連のミコヤンMiG25戦闘機が日本近海で急激に降下し,自衛隊の地上レーダーで監視できない超低空で侵入して函館空港に強行着陸したが,早期警戒機はこの例のように低空侵入する航空機やミサイルを探知するために有効な手段である。アメリカ空軍は1952年にロッキードCH121型輸送機にレーダーを搭載して早期警戒機の運用を開始し,その後,低空目標の探知能力に優れたレーダーを搭載するAWACS(エーワツクス)(airborne warning and control systemの略)機(空中警戒管制機)としてのボーイングE3A型機を77年から部隊で運用している。これは,低空を侵入してくる航空機を早期に発見する能力のほか,自軍の戦闘機などに対し指揮管制する能力を持つ。…
※「AWACS」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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