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F/A-18 えふえーじゅうはちF/A-18

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知恵蔵の解説

F/A-18

米国のマクダネル・ダグラス社が開発した艦上戦闘・攻撃機。愛称は「ホーネット」。2011年末に機種決定がなされる日本の次期戦闘機候補の一つ。米海軍の配備開始は1979年であるため、かなり設計が古い機体であると誤解されることが多いが、日本の次期戦闘機候補とされているのは、機体が再設計され1999年以降に配備が開始された「F/A-19E/Fタイプ(E型が単座型、F型が複座型)」である。このため、初期型のA/B・C/D型を単にホーネットまたはレガシーホーネット、E/F型をスーパーホーネットと区別して呼ぶことが多い。
F/A-18そのものはジェット戦闘機としては第4世代に属するが、E/F型への改良により通常の第4世代機を超える能力を付与された(主として火器管制能力に関して)ため、「4.5世代」と呼ばれる
米海軍ではA-6艦上攻撃機及びF-14戦闘機の後継として、原子力空母に配備されている。「F/A-18はほどなくF-35Cで代替される旧式機である」などと言われることがあるが、F-35Cによって代替されるのはレガシーホーネットであるF/A-18C/Dであり、スーパーホーネットではない。
F/A-18E/Fは最新鋭の火器管制装置を搭載しているため、特に対地攻撃において威力を発揮する。ただし製造コストを抑えるために、最高速度は日本において代替の候補とされているF-4EJよりも低く設定されている。また、本来が艦載機であるため、着艦フックなどの陸上基地専用の航空機としては不要な機材が搭載されている。更に、騒音が非常に大きいことで有名であり、日本の基地で使用した場合周辺住民との摩擦を引き起こす懸念がある。一方、双発機なので海洋上でエンジン1基が停止しても飛行を続けられ、周囲を海で囲まれた日本での使用において適している、という指摘もある。

(高安正明  ライター / 2011年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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