IWW(読み)アイダブリューダブリュー

  • Industrial Workers of the World
  • アイダブリュダブリュ

翻訳|IWW

世界大百科事典 第2版の解説

正称はIndustrial Workers of the Worldで,世界産業労働者同盟あるいは世界産業労働者会議と訳される。1905年にシカゴで結成された急進的な労働団体。その構成員はウォブリーズWobbliesと呼ばれた。1904年にコロラド州のクリップル・クリーク鉱山争議で敗北した西部鉱夫連盟Western Federation of Minersを中心にして,E.V.デブスらの社会主義者や無政府主義者を結集して結成されたIWWは,〈労働者階級と使用者階級に,共通するものは皆無である〉(IWW規約)と階級闘争推進の立場に立ち,穏健なアメリカ労働総同盟(AFL)に対抗した。

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世界大百科事典内のIWWの言及

【サンディカリスム】より

…1911年には全国労働者連合confédération nacional de trabajo(CNT)が結成され,19年にはその加盟人数は約71万人にも達した。 アメリカにおけるIWW(世界産業労働者)の運動も本来土着的な運動が思想的表現を借用したものである。イギリスではT.マンらのシンディカリスト・リーグがサンディカリスム型(イギリスではトレード・ユニオニズムと呼ばれた)の運動を指導し,港湾労働者などの間に影響力を与えた。…

※「IWW」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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