LINE用語集(読み)らいんようごしゅう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

LINE用語集
らいんようごしゅう

ここにはLINEに関するおもな用語を集めた。50音順に配列し、その後ろにアルファベット表記のことばを並べた。本用語集内のほかのことばで解説があるものは「→」でその参照先を示している。[編集部]
既読スルー
 投稿したメッセージが相手に読まれ「既読」と表示されているが返信がこないこと、またあえて返信をしない状態をさすことば。「既読無視」ともいう。LINEのやりとりは、家族や友人など親しい関係のなかで行われることが多いため、リアルタイムの会話に似た状況が生まれる。そこで返信がないと、内容によっては無視されたと感じることもある。既読の表示は便利な機能である反面、グループ内でやりとりをしている場合に特定の人物だけが既読スルーされるなど、いじめや排除につながる可能性がある。
クリエイターズスタンプ
 LINEユーザーが作成したスタンプ。2014年(平成26)4月より登録の受付が開始された。プロ、アマチュア、企業、個人などを問わずだれでも参加でき、LINE社内の基準審査を通ると販売が決定される。必要なスタンプ画像は、販売する画像40個、メイン画像1個、トークルームタブで使用する画像1個の合計42個。販売価格は120円で、スタンプの売上げの35%が製作者の取り分となる(2015年1月時点)。→スタンプ
グループ
 トーク機能における特定のメンバーの集まり。家族、学校のクラス、企業の部署、趣味のサークルなどをメンバーとすることで、日常の話題から連絡事項の伝達まで幅広く使える。グループのメンバーは、「友だち」のなかから選ぶことができ、相手が承認すれば成立する。ひとつのグループの最大人数は200人。グループをやめるのも任意で、そのときはグループ内のボードに「退出」と表示される。→トーク
コイン
 LINEのアプリ内で、スタンプや「着せ替え」(画面デザインの変更)を購入する際に必要となる仮想通貨。コインの購入はiOS(アイオーエス)の場合はアプリ内課金で、Android(アンドロイド)の場合はGoogle Play(グーグルプレイ)で行う。また、パソコンからLINEウェブストアにアクセスし、スマートフォン上と同様の手続きで購入することも可能である。また、アプリ内で企業などからのキャンペーン情報を閲覧したりすることで、無料で一定のコインを獲得できる「フリーコイン」という仕組みもある。
招待
 LINEを使っていない相手に使うように勧める機能。おもにメールやSMSによって行い、相手にはLINEアプリのダウンロード先を含むメッセージが表示される。また、グループに「友だち」を加える際も「招待」といい、招待を受けるかどうかは任意である。
スタンプ
 LINEのやりとりにおけるコミュニケーションツールの一つ。投稿者の気分や気持ちを伝える上では「顔文字」と似た役割をもつが、スタンプはイラストで描かれ、キャラクターの表情や文字などによって、より具体的なメッセージとして機能する。スタンプには、有料版と企業などが提供する無料版があり、無料版は、使用期限が設けられていることが多い。有料版には、LINE本社や企業などが制作するもののほかに、「クリエイターズスタンプ」というシステムもある。→クリエイターズスタンプ
タイムライン
 自分や「友だち」の投稿が時系列で表示される場所。フェイスブックのニュースフィードやツイッターのタイムラインと似た機能である。プロフィールの変更やトークでのノートの保存など、他の機能における活動も自動的に投稿される。トークなどと同様にテキスト、画像、スタンプが投稿できる。自分のタイムラインへの投稿をどの「友だち」に見えるようにするかは設定で選択可能。それぞれの投稿には「友だち」がLINEのキャラクターの表情がついたスタンプ(感情別に6種類)を押したり、コメントを書き込んだりすることができる。
トーク
 LINEの基本機能。基本的な使用方法は一般的なSNSのチャットと同様で「友だち」になった相手を選択し、トークを選択するとトークルームが作成され、その相手とメッセージのやりとりができる。1対1だけでなく、さらに「友だち」を「招待」することにより、一時的に複数の人との間でもやりとりが可能。あらかじめトークルームを作成しておく「グループトーク」もある。メッセージにはテキストだけでなく、「スタンプ」とよばれるLINE独自の画像や、写真、動画、音声、現在地などを貼(は)り付けることができる。また、「ノート」や「アルバム」といった個別メッセージや写真を保存しておける機能もある。
友だち
 LINEのアプリを通して連絡がとり合えるユーザー。「友だち」に追加すると、メッセージのやりとりや相手をグループに招待することができる。スマートフォンに登録した電話番号によって、LINE登録時に自動的に相手を「友だち」に追加する機能もある(使用しない設定も可能)。LINEを利用している相手が、自分を「友だち」に追加した場合は「知り合いかも?」の欄にその相手が表示される。そこでの承認は任意であり、特定のユーザーからの連絡をブロックする設定もある。
無料通話
 LINEの普及のきっかけになった主要機能でIP電話の一種。「友だち」同士で音声通話とビデオ通話が無料でできる。LINE電話とは異なり、ユーザー間での通話しかできない。通話の品質は通話時の電波状況やWi-Fi(ワイファイ)の接続状況に応じて変化する。
ID検索
 「友だち」を追加する方法の一つ。LINEではIDとよばれるユーザー固有の識別子を任意で設定可能で、このIDを他者に伝えることで相手が自分を「友だち」に追加できる。若年者が公開された掲示板でIDのやりとりをするなど、不特定多数が「友だち」として知り合うための手段となり、犯罪などの温床になると指摘され、2012年(平成24)12月より、通信事業者の年齢認証で18歳以上であることが確認されないとID検索機能が使えないように変更された。→友だち
LINE電話
 LINEのシステムを使って、アプリ上から公衆回線(携帯電話や固定電話)に発信できる、パケット通信を利用した通話サービス。2014年(平成26)3月から始まった。利用するには、金額をチャージする「コールクレジット」か「30日プラン」を、事前に購入する必要がある。「コールクレジット」は100円(日本の固定電話のみの場合1分当り通話料3円)から購入が可能、「30日プラン」は、通話時間と通話先の国によって金額が異なるが、日本の固定電話のみにかけるプランであれば最低料金は120円(1分当り通話料2円。2015年2月時点)。
LINE Pay
 LINEのアカウントを使って金銭の決済を可能にする仕組み。2014年(平成26)12月に開始された。電子マネーの一種で、登録するとLINE Cashが利用できるようになり、通常の電子マネーのようにPay-easy(ペイジー)、コンビニエンスストア、銀行口座からチャージして加盟店での支払いに使える。その後、本人確認を行うとチャージした金額がLINE Moneyになり、他のアカウントへの送金などが可能になる。LINE Payにはクレジットカードも登録できる。2015年1月に開始されたタクシー配車サービスのLINE TAXIではLINE Payでの支払いが必須(ひっす)である。

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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