SFTS(読み)エスエフティーエス

共同通信ニュース用語解説 「SFTS」の解説

SFTS

重症熱性血小板減少症候群(SFTS) SFTSウイルスが引き起こす感染症。主な症状は発熱下痢などの消化器症状、全身倦怠けんたい感がある。有効な治療薬はなく、重症化すると死亡することもある。国内での年間の感染者は60~100人程度で、西日本が中心だが千葉など東日本でも報告がある。主に森林や草むら、畑など屋外マダニにかまれることで感染する。動物へも感染し、イヌネコのほか、野生シカアライグマも確認されている。

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知恵蔵mini 「SFTS」の解説

SFTS

重症熱性血小板減少症候群の略称。2011年に中国で命名された新しい感染性疾患で、ダニが媒介するSFTSウイルスにより発症する。同ウイルスに感染すると、6日~2週間の潜伏期を経て、発熱、嘔吐、下痢、意識障害、けいれんリンパ節腫脹、咳、下血、さらに白血球や血小板の減少など多様で深刻な症状を引き起こす。有効なワクチンはなく、致死率は10%を上回るとされる。中国では7つの省で患者発生が確認済み。日本では、12年秋に初めて死者が出、厚生労働省は13年2月、新たに2人の死亡を確認した。

(2013-2-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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