重症熱性血小板減少症候群(読み)ジュウショウネッセイケッショウバンゲンショウショウコウグン

デジタル大辞泉 の解説

じゅうしょうねっせいけっしょうばんげんしょう‐しょうこうぐん〔ヂユウシヤウネツセイケツセウバンゲンセウシヤウコウグン〕【重症熱性血小板減少症候群】

SFTSウイルスによる感染症マダニ媒介により感染する。潜伏期間は6~14日。血小板が著しく減少し、発熱嘔吐おうと下痢頭痛・神経症状などが現れ、死亡することもある。感染症予防法の4類感染症の一。SFTS(severe fever with thrombocytopenia syndrome)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 の解説

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

森林草地などに生息するマダニが媒介するウイルス感染症。2011年に中国の研究者らによって初めて特定された。感染すると6~14日の潜伏期間後に発熱や嘔吐おうと、下痢などの症状が出て、死亡することもある。日本では12年に初めて感染者が報告された。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android