WRC(読み)ダブリューアールシー(その他表記)WRC

デジタル大辞泉 「WRC」の意味・読み・例文・類語

ダブリュー‐アール‐シー【WRC】[World Radiocommunication Conference]

World Radiocommunication Conference国際電気通信連合ITU主催国際会議。1993年より3、4年ごとに開催電波の各周波数帯の利用方法、衛星軌道の利用方法、無線局の運用規定などを定める。世界無線通信会議

ダブリュー‐アール‐シー【WRC】[World Rally Championship]

World Rally Championship世界ラリー選手権公認を受けた車両により、世界各地で年間十数戦が戦われる。FIA国際自動車連盟)主催。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「WRC」の解説

WRC

FIA(国際自動車連盟)が主催する世界ラリー選手権の略称。正式名称はFIA World Rally Championship。FIAが公認するF1(フォーミュラ・ワン世界選手権)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)などと並ぶ自動車競技の世界選手権の一つ。1973年、最も優秀な成績を上げた自動車メーカーを表彰するマニュファクチャラー(製造者)選手権として発足し、79年にドライバー選手権が創設された。世界各国で開催される複数の国際ラリーから構成されており、一般道で競技が行われるのが特徴。ワールドラリーカーと呼ばれる市販車を改造した競技専用車両で各国のラリーを転戦しながら、区間タイムの速さや運転の正確性などによって得られる獲得ポイント総数で勝敗を競い合う。日本車では90年代にトヨタ自動車富士重工業(スバル)、三菱自動車が製造者部門のタイトルを獲得している。その後、日本車はすべて撤退したが、15年現在、トヨタ自動車が17年から復帰する方針を示している。

(2015-1-28)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

知恵蔵 「WRC」の解説

WRC

「世界ラリー選手権」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「WRC」の意味・わかりやすい解説

WRC
ダブリュアールシー

「世界ラリー選手権」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android