Xマス(読み)エックスマス(英語表記)XMASS

デジタル大辞泉 「Xマス」の意味・読み・例文・類語

エックス‐マス【XMASS】[xenon detector for weakly interacting massive particles]

xenon detector for weakly interacting massive particles》岐阜県飛騨市、旧神岡鉱山の地下1000メートルにある東京大学宇宙線研究所の暗黒物質検出装置。624本の光電子増倍管を取り付けた球状の断熱容器に、セ氏零下100度に冷却した約1トンの液体キセノンを収めたもの。暗黒物質の候補とされるWIMPという未知粒子ニュートラリーノアクシオンなど)が、キセノンの原子核に衝突した際に発する微弱な光・熱・電気を検出する。平成22年(2010)より観測開始。

エックスマス【Xマス】

XmasChristmasクリスマスのこと。
[補説]Xは、Christ(キリスト)をギリシャ語で綴ったときの頭文字。X'masとするのは誤り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android