アルマイト

百科事典マイペディア 「アルマイト」の意味・わかりやすい解説

アルマイト

アルミニウム製品陽極としシュウ酸溶液中で電解表面酸化被膜を生成させる表面処理法,またはその製品。1920年代に理化学研究所が開発,1927年には理研傘下の会社で製品化された。アルミニウムの耐食性を増し,美的効果もあるのでなべ,釜,弁当箱などアルミニウム器物に多用クロム酸硫酸を用いて処理する方法も行われる。

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岩石学辞典 「アルマイト」の解説

アルマイト

(1) 明礬片岩[Kinahan : 1873].(2) ボーキサイトまたはボーキサイト粘土のことであるが,現在では使われない[Kinahan : 1889].

アルマイト

アルミナイト

アルマイト

砂岩の中の粒の上に産する腐植質物質[Steel : 1921].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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