最新 地学事典 「アルミナイト」の解説
アルミナイト
aluminite
化学組成Al2(SO4)(OH)4・7H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/c,格子定数a0.7440nm, b1.5583, c1.1700, β110.18°,単位格子中に4分子含む。小さい針状~繊維状の結晶が腎臓状または団塊状に集合する。集合体の断口は土状,脆弱,硬度1~2,比重1.66~1.82。白色。透過光で無色,屈折率α1.459, β1.464, γ1.470, 2V(+)~90°。白鉄鉱または黄鉄鉱の変質による硫酸塩と珪酸アルミニウムとの反応によって生じ,第四紀または第三紀の粘土・泥灰土・褐炭層中に濃集する。化学組成にちなんで命名。
執筆者:吉井 守正・松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

