デジタル大辞泉 「AMDA」の意味・読み・例文・類語 アムダ【AMDA】[Association of Medical Doctors of Asia] 《Association of Medical Doctors of Asia》アジア・アフリカ・中南米などの開発途上諸国の恵まれない人々への医療支援活動などを行っている国際医療ボランティア組織。アジア医師連絡協議会として1984年設立。本部は岡山市。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「AMDA」の意味・わかりやすい解説 AMDAアムダThe Association of Medical Doctors of Asia アジア医師連絡協議会。アジア地域の医師ら医療関係者で組織される国際医療の非政府組織 NGO。 1984年の設立以来各国内での保健医療活動をはじめ,湾岸戦争やルワンダ内戦など紛争への緊急救援活動,パキスタンにおけるアフガニスタン難民への緊急医療活動のほか,バングラデシュの大洪水,阪神大震災,台湾やインドでの大地震などの自然災害発生に際しても,現場にスタッフを派遣して救援活動を行う。また,発展途上国で自立・生活向上支援,人材育成にも尽力。東京と大阪では在日外国人に対する医療相談も行なっている。 95年功績が認められて国連経済社会理事会より国連の協議資格を授与。本部は岡山市。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
知恵蔵 「AMDA」の解説 AMDA 1984年に設立された国際医療の特定非営利活動法人で、約1200人の会員と、世界29カ所の支部がある。国内では東京、大阪で在日外国人の医療相談を引き受けている。91年以降、自然災害や戦争で生まれた難民の緊急救援活動に力を入れ、湾岸戦争、ピナトゥボ火山噴火、バングラデシュの大洪水、ルワンダ難民などの救援活動から各国での地道な保健プロジェクトまで参加している。阪神・淡路大震災でも現場に一番乗りした。代表理事は菅波茂医師。 (田辺功 朝日新聞記者 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報