20世紀西洋人名事典 「B.テル・ハール」の解説
B. テル・ハール
Barend Ter Haar
1892 - 1941
オランダの慣習法学者,植民地司法官。
元・バタビア法律専門学校教授。
オランダの慣習法学者で、インドネシア各地の慣習を検討し、多数の法律制定に尽力した。1915年法学士の資格を取得し、’24年までジャワで植民地政府司法官として活躍。その後バタビア法律専門学校準教授と法務省の官史を兼務する。’34年より慣習法の正教授となる。’40年ドイツ軍に捕らえられ、’41年ブッヒェンヴァルトの強制収容所で病死。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報