20世紀西洋人名事典 「B.ボーク」の解説
B. ボーク
Bart Bok
1906.4.28 - 1983.8.7
オランダの天文学者。
元・オーストラリア国立大学教授,元・アリゾナ大学天文学教授,元・アメリカ天文学会副会長。
オランダ生まれ。
ライデン大学とフロニンゲン大学で学び、1929年アメリカへ渡り、ハーバードでロバート・ウィーラー・ウィルソンのフェローシップを得る。’32年Ph.Dを取得し、’47年ロバート・ウィーラー・ウィルソン教授職を経て、’57年オーストラリア国立大学教授と天文学部長を兼任し、’66年アリゾナ大学天文学教授となる。その他、国際天文学連合の副会長とアメリカ天文学会会長も務める。星雲の中に小さく円形の暗い個所「ボークのグロビュール」を発見したことで有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報