20世紀西洋人名事典 「C.モネ」の解説
C. モネ
Claude Monet
1840.11.14 - 1926.12.5
フランスの画家。
パリ生まれ。
フランス印象派の代表的な画家で、少年時代はセーヌ河口で町の名士達を描きカリカチュアで評判を得るが、画家ブーダンに油彩と戸外制作の手ほどきを受け風景画家として出発、19才でパリのグレールのアトリエ等に通い後の印象派画家と親交を深め、また画家ヨンキントから水や大気や光の描写に関して感化を受け、1874年にはピサロとグループ展を組織、その後同一のモチーフを扱いながら時間の推移につれて描き分ける連作に取り組み、「積み藁」(1890〜91年)、「ルーアン大聖堂」(1892〜94年)、「睡蓮」等の大作を残す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報