デジタル大辞泉 「睡蓮」の意味・読み・例文・類語 すい‐れん【睡×蓮】 1 スイレン科スイレン属の水生植物の総称。池・沼に生え、円形または卵形の基部に切れ込みのある葉を水面に浮かべる。夏、白・黄・赤色などのハスに似た花を水面上に開き、朝夕開閉する。温帯産のものから熱帯産のものまで、品種は多い。日本ではヒツジグサが自生。《季 夏》「―の明暗たつきのピアノ打つ/草田男」2 ヒツジグサの漢名。[類語]蓮はす・蓮はちす・蓮華 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「睡蓮」の意味・読み・例文・類語 すい‐れん【睡蓮】 〘 名詞 〙 本来はヒツジグサの漢名だが、ふつうには同属の水生植物の総称として用いられる。スイレン属(属名はNymphaea)は日本にはヒツジグサとその変種しか自生しないが、世界には熱帯から温帯にかけて約五〇種があり、その中には観賞用に栽培されるものも多く、また、交配によって非常に多数の園芸品がつくられている。すべて太い根茎をもつ水生多年草で長い柄のある葉を出し、葉身は水面、またはやや上で開きやや厚く、上面は光沢があり、裏面はしばしば紅紫色を帯び、円形ないし卵形で基部はふつう深い矢尻形、時に楯状。花は長い花柄の先に単生し、水面、またはそれより上で開き、花径は種類により二〇~三〇センチメートル、昼咲き種と夜咲き種があり、花色はさまざま。萼(がく)片四枚、花弁、雄しべ、雌しべともに多数。ウォーターリリー。《 季語・夏 》 〔大和本草(1709)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「睡蓮」の解説 睡蓮 フランスの画家クロード・モネの絵画。原題《Les Nymphéas》。印象派を代表するモネが、ジヴェルニーの自邸の睡蓮が浮かぶ池を描いた一連の作品を指す。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
動植物名よみかた辞典 普及版 「睡蓮」の解説 睡蓮 (ヒツジグサ・スイレン) 学名:Nymphaea tetragona植物。スイレン科の浮葉性多年草,高山植物,園芸植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報 Sponserd by