20世紀西洋人名事典 「C.ロルフス」の解説
C. ロルフス
Christian Rohlfs
1849.12.22 - 1938.1.8
ドイツの画家。
ニーンドルフ(北ドイツ)生まれ。
1869〜74年にワイマールの美術学校で学んだ後、画家として一人立ちし、1901〜11年にはハーゲンで教鞭を執る。この間、’02年にハーゲンで開催されたゴッホ展で印象主義の強い影響を受け、’10年以降、60歳近くなって画風を一変させ、独自の表現主義を確立。その後、’27〜37年にはアスコーナに滞在して、花を題材とした秀作を残す。主な作品に「ゾーストの教会」(’18年)、「サウルとダヴィデ」(’19年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報