20世紀西洋人名事典 「C.L.モーガン」の解説
C.L. モーガン
Conwy Lloyd Morgan
1852 - 1936
英国の動物学者,心理学者,哲学者。
人間、動物の行動の実験的比較研究によって、今日の比較心理学の発達に貢献したことで知られる。ダーウィンの進化論の影響を受けていた当時において、動物の行動を擬人的に解釈してはならないというモーガンの公準と呼ばれる見解を主張し、同見解はその後の比較心理学に多大な影響を与える。著書に「An Introduction to comparative psychology」(1894年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報