20世紀西洋人名事典 「E.シュトラスブルガー」の解説
E. シュトラスブルガー
Eduard Strasburger
1844 - 1912
ドイツの植物細胞学者。
元・ボン大学教授。
ボンとイエナ大学で学び、イエナ大学教授を経、ボン大学教授となる。種子植物における受精を研究し、1888年減数分裂を発見、植物の発生学に大きく寄与。また生殖における染色体の行動を明らかにし細胞遺伝学の基礎を築く。藤井健次郎が彼に師事し、日本の細胞学、遺伝学に影響を与える。著書「シュトラスブルガー植物学」は各国語に翻訳され、専門書「Über Zellbildung und Zelltheilung」(1875年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報