20世紀西洋人名事典 「E.ジャックギブソン」の解説
E.ジャック ギブソン
Eleanor Jack Gibson
1910 -
米国の心理学者。
コーネル大学行動科学高等研究センター所員。
イリノイ州生まれ。
J.J.ギブソン夫人で、スミス・カレッジに学び、1938年、エール大学でハルの指導のもとに学位を取得。’40年スミス・カレッジの助教授を経て、’49年夫とともにコーネル大学に移り、’63年より同大行動科学高等研究センター所員を務める。知覚学習、発達について精力的な研究活動を続け、視覚的断崖の装置で、乳幼児や動物を用いて奥行知覚の成立の機制を探求した事は有名である。主な著書に「Psycholgy of reading」(’75年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報