20世紀西洋人名事典 「E.デュボア」の解説
E. デュボア
Eugène Dubois
1858.1.28 - 1940.12.16
オランダの人類学者。
元・アムステルダム大学教授。
エイスデン生まれ。
アムステルダム大学で医学、博物学を学び、解剖学の講師となる。1887年にオランダ陸軍軍医としてジャワに配属され、化石調査を命ぜられた。1891年にソロ川中流のトリニールで古い人類の頭蓋化石を発見した。直立猿人という意味の「ピテカントロプス・エレクトゥス」と名付けられたこの骨は当時なかなか評価されなかったが、後に正当性が認められアムステルダム大学地質古生物学教授に就任し、同大学の名誉学位を贈られた。
E. デュボア
Eugenene Du Bois
1894.(1897.説有り) - ?
ベルギーの外交官。
元・ベルギー駐日大使,元・駐ノルウェー大使。
1920年に外務省に入り、ギリシア、ブラジル、ドイツなどに勤務。’55年にノルウェー大使となり、’59年に駐日大使となった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報