20世紀西洋人名事典 「E.R.リンダール」の解説
E.R. リンダール
Erik Robert Lindahl
1891 - 1960
スウェーデンの経済学者。
元・ウプサラ大学教授,元・イョーテボリ大学教授,元・ルンド大学教授。
ルンド大学で学び、ウプサラ大学教授を経て、イョーテボリ大学教授を歴任し、、ルンド大学教授となる。ウィクセルが展開した累積過程の分析手法を発展させ、継起分析を開拓し、利子理論では貨幣利子率を重視し、動態的なマクロ経済分析を発展させ、経済変動理論に導入する。又、租税理論におけるリンダール均衡を提唱する。ウィクセルの後継者で北欧学派の代表的な経済学者である。著書に「課税の公平」(1919年)、「貨幣および資本理論の研究」(’39年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報