デジタル大辞泉 「GZK効果」の意味・読み・例文・類語 ジーゼットケー‐こうか〔‐カウクワ〕【GZK効果】 《Greisen-Zatsepin-Kuzmin effect》極高エネルギー宇宙線が宇宙背景放射の光子と相互作用を起こし、エネルギーを急激に失う現象。特殊相対性理論によれば、その上限は10の20乗電子ボルト程度であるとされる。名称は同効果を提唱したグライセン、ザツェピン、クズミンの頭文字に由来する。また、この上限を上回る宇宙線がわずかながら観測されており、その起源と機構の解明が進められている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例