20世紀西洋人名事典 「H.ホークス」の解説
H. ホークス
Howard Hawks
1896.6.5 - 1977
米国の映画監督。
インディアナ州ゴーシェン生まれ。
助監督や編集、脚本などをてがけ、1926年「栄光への道」で監督となる。作品はギャング映画、喜劇映画、ミュージカル映画など多彩なジャンルに渡る。自作の脚本と製作を自ら監修することを原則とし、作家主義を掲げたフランスのヌーベル・バーグにより高く評価され、ハリウッドでもっとも個性的な映画作家の一人とみなされる。ストーリー・テラーとしての定評があり、女優づくりの名匠でもある。’75年アカデミー特別功労賞を受賞する。他の作品に「暗黒街の顔役」(’30年)、「リオ・ロボ」(’70年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報