iPS細胞ストック事業(読み)あいぴーえすさいぼうすとっくじぎょう

知恵蔵mini 「iPS細胞ストック事業」の解説

iPS細胞ストック事業

再生医療用のiPS細胞を作製して備蓄し、研究機関などに提供する事業。文部科学省の再生医療に関するプログラム一環として2013年度より開始され、京都大学iPS細胞研究所が事業を進めてきた。原材料に適する細胞の提供を広くボランティアから受けることにより、患者本人の細胞からiPS細胞をつくるよりも費用や時間を抑えることができる。18年12月、同研究所は研究や教育主眼を置く大学で同事業を行っていくのは困難と判断し、事業を公益財団法人などの外部組織に移管する意向を表明した。

(2018-12-19)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む