20世紀西洋人名事典 「J.ペーターゼン」の解説
J. ペーターゼン
Julius Petersen
1878 - 1941
ドイツの文芸評論家,文学史家。
元・ミュンヘン大学教授,元・エール大学教授。
シュトラスブルク生まれ。
1911年ミュンヘン大学教授、エール大学教授を経て、フランクフルト、ベルリンの各大学教授を歴任。文芸史家のエーリヒ・シュミットの弟子で、作家の伝記や歴史状況の把握を文学作品の理解のために行い、文芸学の諸原理や目標を画定しようと試みた。著書に「学としての文学史」(’19年)、「ドイツ・ロマン派の本質規定」(’26年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報