20世紀西洋人名事典 「K.ヨース」の解説
K. ヨース
Kurt Joose
1901.1.12 - 1979.5.26
ドイツの舞踏家,振付師。
ラバンに師事。1927年フォルクワング専門学校舞踏部門のディレクター。’30年エッセン・オペラ・ハウスのバレエ・マスター。’32年反戦バレエといわれた「緑のテーブル」でパリ国際舞踏コンクールで第一位となるが、ナチスに追われ、’33年ドイツを脱出し、「ヨース・バレエ団」を組織し、英米で作品を発表。’49年帰国し、フォルクワング専門学校の指導者となる。門弟にパウシュなど表現主義舞踏振付師を生む。。彼の振付はクラシック・バレエとモダン・ダンスとの融合を試み、社会性を持った現代的テーマを表現した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報