デジタル大辞泉 「KPg境界」の意味・読み・例文・類語 ケーピージー‐きょうかい〔‐キヤウカイ〕【K-Pg境界】 地質時代の区分における、中生代白亜紀と新生代古第三紀の境目。約6500万年前、現在のメキシコのユカタン半島に、直径10~15キロメートルの小惑星が衝突して急激な環境変化を引き起こし、恐竜をはじめとする多くの生物が絶滅したことで知られる。→チチュルブクレーター[補説]白亜紀(ドイツ語のKreide)と古第三紀(英語のPaleogene)の頭文字から。かつては古第三紀ではなく第三紀(英語のTeriary)の頭文字から、K-T境界とよばれた。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例