NTSC(読み)エヌティーエスシー(その他表記)NTSC

デジタル大辞泉 「NTSC」の意味・読み・例文・類語

エヌ‐ティー‐エス‐シー【NTSC】[National Television System Committee]

National Television System Committee》地上波アナログカラーテレビ放送の標準方式の一。または同方式を策定した米国テレビ放送規格審議会の名称。白黒テレビと同一周波数帯でカラー放送を行い、カラーテレビではカラー画像が、白黒テレビでは白黒画像が再現できる。北米中南米日本を含む東アジアで採用された。NTSC方式。→セカム(SÉCAM)パル(PAL)
[補説]日本では平成23年(2011)7月以降のアナログ停波に伴い、ISDB-T方式の地上デジタルテレビ放送に移行した。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「NTSC」の解説

NTSC

National Television System Committeeの略。日本とアメリカで採用されているカラー映像の方式で輝度信号Yと2つの色差信号B-Y、R-Yを伝送するシステム。白黒テレビと互換性のあるのが特徴走査線数525本/60フィールド。輝度信号はY=0.30R+0.59G+0.11Bで表わせる。

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カメラマン写真用語辞典 「NTSC」の解説

NTSC

National Television System Committee。デジタルカメラをテレビなどに接続する際のカラー映像信号の方式のひとつ。主に日米で使用され、その他の国では別の規格、 PAL が使用されている。縦方向に525本の走査線を持ち、1秒間に30フレーム表示する。白黒テレビと互換性がある。

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