20世紀西洋人名事典 「P.フェダーン」の解説
P. フェダーン
Paul Federn
1871 - 1950
オーストリアの精神分析学者。
元・ウィーン精神分析学会副会長。
ウィーン大学(医学部)[1895年]卒。
フロイトの直弟子の一人で1908年ウィーン精神分析学会の設立に参加し、’23年ウィーン精神分析学会副会長となる。’38年米国へ渡り、50年膀胱癌のため自殺する。精神病は自我の弱さの問題であると説き、今日の精神分析の主流である自我心理学の先駆者となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報